生きるとか死ぬとか
天秤座満月ですね。
去年の天秤座満月に父が旅立ちました。満潮の時刻。
1周忌というのは、同じ日時で考えるのでしょうが、私にとっての父の1周忌は天秤座満月と切り離せないなと思ってるのです。
私は看取れませんでしたが、夢の中で父の存在をしっかりと感じていました。
夢の中で私は、亡くなる前に父に会えて安堵していました。
目が覚めた時に、それが現実であってほしいと祈りましたが、現実夢ではなく、私が夢を見てる時間に父は旅立ったのでした。
私にとって、心の底から悲しみを体感するはじめての出来事でした。
今までにも人が亡くなることで、もちろん悲しいし、寂しいというのはありましたが、
涙が止まらず、笑うこともできず、何もやる気が起きず、日常をなんとかやり過ごす日々で、体にも影響が出てしんどくて、暇があれば寝ているような数カ月。
そんな時、救ってくれたエリザベスさんの本。
グリーフケアという悲しみから立ち直るためのサポートをする仕事があることも
はじめて知りました。立ち直るためには段階があること、失望、怒り、無力感など。
そして、もうひとつ私にとっての救いになったのは、同時期に父や母を亡くした数人の友人がいて、悲しみを共有できたこと、一緒に泣いて、深い部分を共感しあえたことで
、次第に笑顔も戻っていきました。何より、こどもたちの存在も大きかったです。
私には未来がある。この子たちと過ごす毎日があって、一緒に田んぼの活動をしてくれる仲間にも恵まれ、田んぼを耕し、どろんこになって遊ぶ、作物の成長と収穫の喜びを味わう。生きてるっていう喜び 生きるってことをしっかりしていこう。
いずれ旅立つ時は、誰にも訪れる。そんな時に残された子供たちが悲しみだけでなく、
何か大事なことを感じ取れるような死という出来事。
肉体的な別れと同時に魂的には別れはないということを伝えていきたいですね。
父の事は以前のブログでも書きました。死してなお続く愛を教えてくれた父
よかったらこちらを~読んでみてくださいな